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日別アーカイブ: 2025年12月15日

頼本林業のよもやま話~第18回~

皆さんこんにちは!

 

熊本県菊池市を中心に日本全国で「木を育て、森を作る」林業一式を行っている

頼本林業株式会社、更新担当の富山です!

 

 

 

 

集材作業 ― 森から木を運び出す知恵と技術

架線集材と高性能林業機械の活用

 

 

 

伐倒された木は、そのままでは利用できません。
次に行われるのが集材(しゅうざい)作業です。

集材とは、
伐った木を一定の場所まで集める作業
であり、林業の効率・安全・環境配慮を左右する重要工程です。


集材作業の目的

 

集材作業には、明確な目的があります。

  • 木材を傷めずに運ぶ

  • 作業時間を短縮する

  • 斜面での安全を確保する

  • 森林へのダメージを抑える

単に「引っ張る」作業ではなく、
現場条件に最適な方法を選ぶ判断力
が求められます。


架線集材 ― 急斜面で生きる伝統技術

 

急傾斜地や重機が入れない場所では、
架線集材が活躍します。

架線集材とは

  • ワイヤーロープを張り

  • 空中に木を吊り上げ

  • 滑らせるように運搬

 

地面を引きずらないため、

  • 地表を荒らさない

  • 木材の品質を保てる

という大きなメリットがあります


架線集材で重要なポイント

 

  • 支点となる立木・支柱の選定

  • ワイヤー角度と張力計算

  • 作業範囲の安全確保

少しの判断ミスが、
ワイヤー切断や事故につながる
ため、経験と慎重さが不可欠です。


高性能林業機械による集材

 

近年主流となっているのが、高性能林業機械による集材です。

主な機械

  • グラップル

  • フォワーダ

  • スキッダ

 

これらを使い、

  • 木を掴む

  • 運ぶ

  • 積む

作業を効率的に行います。


⚙️ 機械集材のメリットと注意点

 

✅ メリット

  • 作業スピードが速い

  • 人力作業が減り安全性向上

  • 大量処理が可能

 

⚠️ 注意点

  • 地面を傷めやすい

  • 機械導線の計画が必須

  • 雨天時は作業制限が必要

そのため、
地形・天候・土質を見極めた運用
が求められます。


環境に配慮した集材計画

 

集材作業は、森林環境への影響も大きい工程です。

  • 残存木を傷つけない

  • 表土流出を防ぐ

  • 水路を荒らさない

これらを意識することで、
次世代につながる森林管理が実現します。


まとめ

 

集材作業は、

  • 技術

  • 機械

  • 地形判断

  • 環境配慮

が融合した、林業の要となる工程です。

伐倒された一本の木が、
資源として活かされるかどうか
その分かれ道が、集材作業にあります

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

熊本県菊池市を中心に日本全国で「木を育て、森を作る」林業一式を行っております。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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