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皆さんこんにちは!
熊本県菊池市を中心に日本全国で「木を育て、森を作る」林業一式を行っている
頼本林業株式会社、更新担当の富山です!
目次
森は「伐って、使って、植えて、育てる」という循環があって初めて持続可能になります。
その中でも 植林作業 は、森づくりの最初の一歩であり、次世代に森林資源を残すための重要な工程です。
ここでは、実際の植林作業の流れや意味を詳しく解説します。
植林は、単に木を植えるだけではありません。
木材資源の確保:将来の建築や紙資源に不可欠。
環境保全:CO₂を吸収し、地球温暖化防止に貢献。
防災効果:樹木の根が斜面を支え、土砂崩れや洪水を防ぐ。
生態系の維持:鳥や昆虫など多様な生物の住処を提供。
つまり植林は「人間のため」だけでなく「自然と共生するため」の活動でもあるのです。
苗畑でスギやヒノキなどの苗を数年かけて育成。
地域や気候に適した樹種を選定することがポイント。
山の斜面に生い茂った雑草や低木を刈り払い、苗木を植えやすい状態に整備。
石や倒木を取り除く作業も含まれる。
人力で斜面に穴を掘り、苗を植えていく。
斜面では等間隔に配置することで成長時の競合を防ぐ。
樹種によって植え方が異なる(スギは成長重視、ヒノキは耐久性重視)。
下草刈り:雑草に栄養を奪われないようにする。
獣害対策:シカやイノシシから苗木を守る。
成長が安定するまで5〜10年ほどは継続的な管理が必要。
植林は林業従事者だけでなく、地域住民や学校、ボランティアが参加するケースもあります。
地域ぐるみで森を育てることは、防災意識の向上や環境教育の一環としても重要です。
最近では企業がCSR活動の一環として植林活動に参加することも増えています。
植林は森づくりの出発点であり、未来の資源・環境・安全 を守る基盤です。
苗木の準備から植え付け、下草刈りまで長期的な視点が必要
地域や社会全体が関わることで、持続可能な森林経営が可能になる
つまり植林は「木を植える作業」以上に、「人と自然の未来をつなぐ営み」なのです。
次回もお楽しみに!
熊本県菊池市を中心に日本全国で「木を育て、森を作る」林業一式を行っております。
お気軽にお問い合わせください。